こんにちは。
すぐはっきりミニマルおばさんです。
今回は、月経カップについてお話しします。
月経カップ、便利すぎて、1度使うとやめられません。
この記事は、こんな人におすすめです。
- 月経カップに興味がある人
- 月経カップを上手に使いこなしたい人
- ものを減らしたい人
- ミニマリストを目指している人
月経カップとは

月経カップは、膣内で経血を受け止める再利用可能なカップ型の生理用品です。
ナプキンやタンポンのように経血を吸収するのではなく、カップ内に溜める仕組みになっています。
素材はシリコーンやラテックスなどで作られています。
月経カップの特徴
- 膣内に挿入し、経血をカップ内にためる仕組み
- 使用可能時間は8〜12時間程度(カップの大きさや経血の量によって異なります)
- 洗浄して繰り返し使用可能
- 医療用シリコーン製が多いため、アレルギーを起こしにくいとされる
- ニオイが発生しにくい
今回月経カップの記事を書くにあたり、その歴史を調べてみました。
最初の月経カップの特許は1937年で、アメリカの女優であり看護師でもあるレオナ・チャルマーズさんが取得したそうです。
てっきり、ここ20年ほどで開発されたものかと思っていましたが、歴史が古いんですね。
当時は硬いラバー素材だったようで、今ほど使い心地はよくなかったみたいです。
なかなか普及しない時代を経たのちに、医療用シリコーン素材の登場で、安全性と快適さが大幅に向上しました。
2000年代には、環境的・経済的メリットも相まって、現代的月経カップが世界的に広まったそうです。
月経カップの詳しい使い方については、こちらのサイトをご覧ください↓

月経カップのメリット

ごみが減る
ごみを減らせて環境にやさしいというのは、月経カップの大きなメリットです。
生理用ナプキンを使っていたとき、私は閉経までずっとナプキンを買い続けなければいけないのか…と、げんなりしたものです。
それに、使用後の生理用ナプキンは、捨てる場所に困ることがありますよね。
人のお家だったり、ゴミ箱のないお手洗いだったり、、
先日月経カップを新調したのですが、それまで5年使用していたカップを捨てました。
月一回、数日間の使用ではありますが、数年単位で使用できる月経カップの丈夫さに驚いています。
繰り返し利用できて経済的
月経カップの価格は、メーカーにもよりますが、ひとつ2,000円〜で購入できます。
2,000円で5年間使用できると考えると、かなりお得ですよね。
1年で400円、1ヶ月で33円。
ナプキンと比べてみてください!この安さを。
外出時の荷物が減る
ミニマルおばさんにとっては、月経カップの最大のメリットは荷物が減ることです。
外出時は月経カップの予備は持たず、念のためのパンティライナーを1、2枚持っていれば問題ないと思います。
ナプキンの買い置きをしなくて済みますし、月経カップ自体も2、3個を使い回せば十分事足ります。
臭いが気にならない
これは、今回月経カップの記事を書くにあたり、改めて気がつきました。
月経カップを使っていると、生理中のあの独特の臭いが気になりません。
ナプキンの時は、気になりました。
これはどういうことかと言うと、
経血は、空気に触れて酸化することや、雑菌が繁殖することで、臭いが発生します。
月経カップは、経血が空気に触れず、外部にさらされていないことで雑菌が繁殖しづらく、臭いが発生しないのです。
生理用のナプキンは空気に触れやすいため、経血の酸化や雑菌の繁殖につながりやすく、それが臭いの原因となってしまうんですね。
月経カップのデメリット

使いこなすのにはある程度の時間がかかる
初めて月経カップを使ったときは、うまく使いこなせず、外出中に経血が漏れてしまったり、これは無理かも…と思いました。
でも、慣れてくると、まったく経血が漏れなくなるタイミングが訪れます。
それはまるで、暴れ馬に乗りこなした時のような感慨深さです。
何事も慣れですから、3ヶ月くらいは諦めずに使ってみてほしいです。
寝ている時に漏れやすい
寝ている時は、起きている時と違って体勢をコントロールできないので、経血が漏れてしまうことがあります。
これは生理用ナプキンを使用していても、よく起こりますよね。
最近は生理用のオムツが販売されているので、経血の多い日の夜だけはオムツを使用するという手もあります。
私の場合は、夜寝る時も月経カップを使用しています。
たまに粗相してしまう時もあるのですが、概ね問題ないです。
これも慣れなのかと思います。
外出時、カップを洗う場所に困る
お手洗いには、個室の中に洗面台があるお手洗いと、そうではないお手洗いとありますよね。
個室の中に洗面台があるお手洗いであれば、取り出した月経カップを洗浄することができますし、手も洗えて清潔です。
ただ、駅や商業施設など、公共のお手洗いの多くは、個室に洗面台が付いていません。
その場合は、月経カップを洗うのが難しいので、ウェットティッシュを持参して拭くなどの対策が必要になります。
月経カップを洗う用のお水を、容器に入れて持ち歩く人もいますが、それだとやはり荷物が増えてしまうのがデメリットですよね。
店頭で買える場所が少ない
ナプキン、タンポン、布ナプキンに比べると、月経カップはまだまだ一般的ではないので、購入できるお店が限られます。
私自身、ネット通販でしか購入したことがありません。
ナチュラルコスメのお店では月経カップが売っているのを見かけますが、今すぐ欲しい!というときに、その手のお店が近くにあるとは限りませんよね。
今後、ドラッグストアで手軽に買えるようになるといいですね。
まとめ

月経カップを愛用して、10年近く経ちました。
今ではすっかり使いこなしています。
月経カップの便利さを1度知ってしまうと、もう生理用ナプキンには戻れません。
ミニマリストの女性で、月経カップを愛用している人は多いのではないでしょうか。
シンプルで使い方も簡単、荷物が減る、経済的、環境にやさしい…
ミニマリストにおすすめの要素ばかりです。
もちろん、ミニマリストに関係なくすべての女性におすすめです。
この記事を読んで月経カップに興味を持った方、ぜひお試しください。
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