こんにちは。
すぐはっきりミニマルおばさんです。
夫婦で冷蔵庫を持たない暮らしをはじめて、6年が経ちました。
今年の2月、私は人生初の味噌作りに挑戦しました。
わが家は味噌の消費量が多いので、手作りした方が節約になるかもと思ったことが、味噌作りのきっかけです。
そして、7ヶ月の熟成期間を経て、無事に美味しい味噌が完成しました。
今回は、そんな味噌作りの実体験をお話しします。
この記事は、こんな人におすすめです。
- 味噌作りに挑戦したい人
- 発酵食品に興味がある人
- おいしい味噌が食べたい人
- ミニマリストの暮らしに興味がある人
なぜ、味噌作りに挑戦したのか
わが家は味噌汁を毎日飲むので、味噌の消費が早いです。
味噌は、開封後ある程度の期間常温で保存ができます。
そのため、冷蔵庫を持たない暮らしの便利な調味料として日頃から味噌を愛用しています。
消費量が早いと買う頻度も高くなるので、だんだん1度に買う味噌の量が増えていき…
これはもう、自分で味噌を作った方が経済的で、買う手間も省けるのではないかと思いました。
慣れ親しんだ、手作り味噌の味
もともと、味噌を手作りすること自体に、難しそうというイメージはありませんでした。
なぜなら、私の母は味噌を手作りしているからです。
子どもの頃から、手作り味噌の味には慣れ親しんでいました。
味噌の熟成は常温で行うので、冷蔵庫がなくても問題ないと思い、さっそく母に連絡して味噌作りを教えてもらうことにしました。
はじめての味噌作り
母の味噌作りは何度か手伝ったことがあリますが、1からすべてを教わるのは今回がはじめて。
「寒仕込み」と言って、味噌は1〜2月頃に仕込むのが適しているそうです。
気温が低いこの時期に仕込むことで、ゆっくりと時間をかけて発酵が進みます。
寒い時期は雑菌の繁殖が少なく、カビが生えにくいことが、この時期に仕込む理由のひとつ。
また、秋に収穫された新鮮な大豆を使うので、美味しく仕上がるそうです。
今回は、母の家で4kgの味噌を作って、2kgを私が持ち帰りました。
味噌の材料(2kg)
- 大豆(乾燥)1kg
- 米麹 1kg
- 塩 400g
味噌作りの工程
一晩水につけた大豆を手で潰せるくらいにやわらかく煮た状態です。
大きな鍋2つ分、用意しました。
ポテトマッシャーを使って、大豆を潰しているところ。
大豆の茹で汁を加えながら、滑らかになるまで潰します。
この作業が思った以上に重労働で、2月なのに汗をかくくらい大変でした。
潰した大豆に、塩と米麹を混ぜます。
この作業もなかなかの重労働。
母が、今までひとりで行なっていたことに驚きました。
容器(陶器の壺が◎)に詰めて、度数の高い焼酎で消毒して、ラップで密閉した上に重しをのせます。
あとは風通しのよいところに置いて、熟成を待つだけ。
数ヶ月ごとにカビが生えていないかチェックして、カビが生えていたら取り除きます。
7ヵ月後の味噌がこちらです!
2月の後半に作って、10月に食べ頃を迎えました。
しっかり熟成して、美味しそうな色に仕上がっています。
さっそく、きゅうりにつけていただきました。
美味しい!!!
はじめて自分で作った味噌は、想像の何倍も美味しかったです。
大豆の風味がしっかりして、味わい深くて、感動しました。
ミニマリストと手作り味噌
今回は、味噌作りの実体験をお話ししました。
味噌は手作りした方が節約になると思ったことが、味噌作りのきっかけでした。
それが、こんなに美味しい味噌が完成するとは思いもよらず、嬉しい発見です。
わが家は冷蔵庫がなく、調理器具も限られているので、毎日の食事内容がシンプルです。
そのため、お米や味噌など、毎日食べるものの美味しさにこだわることで、食事の満足度を上げる工夫をしています。
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