こんにちは。
すぐはっきりミニマルおばさんです。
6年前から、夫婦で冷蔵庫を持たない暮らしを送っています。
わが家では、ヨーグルトを週に3、4回、チーズを週に1回くらいのペースで食べます。
基本的には買ってすぐ食べるので、常温で置いておくことはありません。
乳製品は傷みやすい食品ですが、気温の低い真冬は冷たい状態が維持できるので、短い期間なら常温保存できます。
今回は、冷蔵庫を持たない暮らしを送る上での、乳製品との付き合い方についてお話ししたいと思います。
この記事は、こんな人におすすめです。
- 乳製品が常温保存できるのか知りたい
- 乳製品の保存期間について知りたい
- 冷蔵庫のない暮らしに興味がある
- ミニマリストを目指している
乳製品が腐りやすい理由
開封後の乳製品は、腐りやすいイメージがありませんか。
子どもの頃、冷蔵庫から牛乳を出していざ飲もうと思ったら、どろっとした固形物になっていて、強烈な腐敗臭がした!という経験があります。
牛乳の場合、1度開封したら保存期間は冷蔵で2日が目安です。
なぜ乳製品は、開封後の保存期間が短いのでしょうか。
その理由は、乳製品は栄養価が高く微生物が繁殖しやすいからと言われています。
微生物が増殖すると、食べものは腐ります。
温度や湿度、食べものに含まれる水分量も、微生物が繁殖しやすい環境を作ります。
乳製品が腐りやすいのは、微生物にとって繁殖しやすい好環境だからです。
乳製品の“消費期限”と“賞味期限”
乳製品に記載されている“消費期限”と“賞味期限”の違いについて、
ざっくり説明するとこんな感じです↓
- 消費期限…期限内に飲んで(食べて)くださいという意味
- 賞味期限…おいしく飲める(食べられる)期間の目安
いずれも、未開封の状態の期限を指します。
牛乳の殺菌工程によって、消費期限を記載するか、賞味期限を記載するかが変わるようです。
詳しくは、東毛酪農業協同組合のホームページをご覧ください。
賞味期限に関しては、おいしく飲める(食べられる)期間なので、多少過ぎても問題ありません。
ただ、期限を過ぎると味が落ちることがあるので注意が必要です。
せっかくなら、おいしい状態で食べたいですよね。
結論。乳製品は常温で保存できるの?
結論から言うと、乳製品の常温保存はおすすめできません。
乳製品は、10℃以下の冷蔵保存が推奨されています。
それを踏まえた上で、冷蔵庫がないわが家の独自の見解をお話しします。
基本的には、乳製品を買ったらすぐに食べています。
例えば午前中に買ったヨーグルトやチーズは、朝ごはんやお昼ごはんで食べ切ります。
牛乳をコーヒーに入れたり料理に使う場合も、小さいサイズを買ってその日に使い切ります。
ただ、真冬のわが家はキッチンが10℃以下になることもあるので、夜に乳製品を買って次の日の朝に食べる(飲む)というようなことはします。
数時間〜10時間程度の間なら、問題ないと感じています。
冬は気温が低く、空気も乾燥しているので、他の季節に比べれば微生物の繁殖が抑えられているのかもしれません。
この時期は、水分量の少ないチーズなら常温で数日保存することも。
あくまでも私の感覚ですが、下の表にまとめたので参考にしてみてください。
水分量の少ないチーズ(常温OK)
- パルメジャーノ
- チェダー
- ゴーダ
- ラクレット
- プロセスチーズ
水分量の多いチーズ(常温NG)
- モッツァレラ
- カッテージ
- クリームチーズ
- リコッタ
- マスカルポーネ
バターを1ヶ月常温で保存する方法
バターは空気に触れないようにすれば、なんと常温で1ヶ月(!)持ちます。
空気に触れると、酸化して風味が落ちるので、空気を遮断することがポイントです。
バターベル、バターキーパーと呼ばれる専用の容器を利用します。
このバターベル、ずーーーっと気になっていて、まだ使ったことがありません。
わが家はバターの消費量が少ないので、買うのを迷っています。
そのため、実体験を記事にすることができませんでした。
バターベルについてはこちらのサイトに詳しく載っていますので、気になる人は参考にしてください↓
まとめ
今回は、冷蔵庫を持たない暮らしを送る上での、乳製品との付き合い方についてお話ししました。
基本的には、乳製品の常温保存はおすすめしません。
ただ、乳製品の種類や季節によっては“自己責任の範囲内で可能”です。
冷蔵庫がないからといって、乳製品をあきらめる必要はありません。
自分に合う方法で乳製品を取り入れて、毎日の食事を楽しめたらいいですよね。
この記事が、お役に立てればうれしいです。
冷蔵庫がなくても作れる料理を、楽天レシピへ投稿しています。
カラダとお財布にやさしいレシピになっていますので、参考にしていただければ嬉しいです。
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