大切な器を100円の器に買い替えた理由

持ちもの

こんにちは。

すぐはっきりミニマルおばさんです。

夫とふたり、冷蔵庫を持たない暮らしを続けて7年目です。

最近、たて続けに器をいくつか割ってしまいました…

以前の私なら深く落ち込んでいたと思いますが、現在の私は器が割れてもほとんど気にしません。

なぜなら、器への“こだわり”を手放したからです。

少し前に、今まで集めていたお気に入りの器を手放して、100円ショップの器に買い替えました。

今回は器を例に挙げて、ものへのこだわりを手放すということについてお話しします。

この記事は、こんな人におすすめです。

  • 実用性のないお気に入りの器をどうにかしたい人
  • こだわりや執着心を手放したい人
  • 部屋が片付かない人
  • 持ちものを減らしたい人
  • ミニマリストを目指している人

お気に入りの器を手放した理由

旅行の度に現地の焼きものを物色したり、ろくろまわしや金継ぎを体験したり、骨董品屋で古い器を買ってみたり、以前の私は器が好きでした。

お気に入りの作家の作品を、買い集めていた時期もあります。

そんな私が器を手放すことにした理由は、

ものへの“こだわり”を手放したいと思ったからです。

大好きだった人気作家の器も、旅の思い出に現地で購入した器も、もう手元にありません。

今では、すてきな器を見てときめくことはあっても、所有したいという欲求はすっかりなくなりました。

私は器を大切にするあまり、下記のような状態になっていたんです。

  • 器の管理を人に任せられない
  • 欠けたり割れたりしたらかなり落ち込む
  • 大切にするあまりほとんど使う機会がない(実用性なし)

お気に入りの器を所有することの嬉しさや楽しさより、

ネガティブな要素の方が勝ってしまい、ストレスを感じていました。

こだわりを手放すメリット

「大切にする、思い入れを持つ」ということは、裏を返せばこだわりや執着につながることも。

​何かにこだわり過ぎると、そのことに固執したり、頑固になったり、感情的になったりしませんか。

私は器へのこだわりを手放したことで、気持ちが楽になりました。

器を例に挙げましたが、持ちもの全般、または対人関係にしても、こだわりや執着を手放すことはメリットがあります。

なぜなら、何かを決断するときにこだわりや執着が邪魔をすることがあるからです。

感情に流されて、冷静な判断ができなくなってしまわないよう、

フラットな状態でものごとを判断するために、ときには余計なこだわりや執着を手放すことも大事なのではないでしょうか。

​わが家のうつわ事情

我が家には、夫婦ふたり分の器しかありません。

必要最低限の数しか持たないようにしています。

器選びのポイントは「無地、実用性、多用途、丈夫さ、手頃な価格

我が家の器は、ダイソーやセリアなどの100円ショップで買い揃えています。

最近の100円ショップの器やカトラリーは、使い勝手がよくデザイン性に優れていて、種類も豊富。

一昔前の100円ショップの器は野暮ったいデザインが多かったので、100円ショップでの器選びが楽しいと感じる日が来るとは、思いもよりませんでした。

安くて可愛いので、ついつい必要のない器まで買ってしまいそうです。

100円だからといって雑には扱わないようにしていますが、万が一割れても精神的・金銭的ダメージが少ないというのは助かります。

まとめ

今回は器を例に挙げて、ものへのこだわりを手放すということについてお話ししました。

すべての物事へのこだわりを手放した方がいいとは思いません。

なぜなら、こだわって何かに取り組むことも大事だと思うからです。

「何に対してこだわるのか」を決めて、そのことに集中するために他の物事へのこだわりや執着を手放す。

と考えると、わかりやすいのではないでしょうか。

私にとっては、器が何よりも重きを置くほどには大切なことではなかったので、あっさり手放すことができました。

何が大切かは人によって違うので、あなたが自分にとって大切なものを見つけて、そのことに集中できることを願っています。

100円ショップの器に盛り付けた日々の料理を、楽天レシピに投稿しています。

カラダとお財布にやさしいレシピになっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

レシピはこちら↓