こんにちは、すぐはっきりミニマルおばさんです。
夫婦で冷蔵庫を持たない暮らしをはじめて、6年が経ちました。
我が家では、毎日マルチポットでご飯を炊いています。
簡単で、早くて、美味しくご飯が炊けます。
今回は、初心者でも簡単にできる、マルチポットでご飯を美味しく炊く方法をお伝えします。
鍋でご飯を炊く方法を覚えておくと、いろんな場面で役立ちます。
この記事は、こんな人におすすめです。
- 鍋でご飯を炊いてみたい人
- マルチポットのあらゆる使い方を知りたい人
- 炊飯器以外でご飯を炊く方法を知りたい人
- 家電を減らしたい人
ご飯は、どんな鍋でも炊ける
ご飯は、どんな鍋でも炊くことができます。
パエリアのように、フライパンで炊くこともできます。
炊飯専用の土鍋や、ル・クルーゼなどの無水鍋で炊くこともできます。
炊きあがりのご飯の食感や風味は、使う鍋によって変わります。
今回は、一般的な鍋でご飯を炊く方法をお伝えします。
使用する鍋は、少人数分のご飯を炊くのに適したサイズのマルチポットです。
マルチポットは、0.5合〜2合のご飯を炊くのにちょうどいいサイズです。
今回使用するマルチポットは、
「T–fal(ティファール)オプティスペース IH ステンレス マルチポット」です。
鍋を選ぶときのポイント
鍋でご飯を炊くときの大事なポイントは、炊きあがりのご飯の量に合わせて、鍋の大きさを選ぶことです。
少ないお米を大きな鍋で炊くと、水分の蒸発しやすく、ご飯が硬く炊き上がったり焦げたりする原因になります。
逆に、たくさんのお米を小さな鍋で炊くと、鍋の中で水がうまく対流せず、米粒が均等に炊飯されません。
その結果、ご飯が柔らか過ぎたり、お米の芯が残ってしまう原因になります。
1〜2合ならマルチポットくらいの小ぶりな鍋で、2〜3合もしくはそれ以上のご飯を炊く場合は、大きめの鍋がおすすめです。
以前、マルチポットで3合のご飯を炊いたら、炊きあがりがべちゃっとして美味しく炊けませんでした。
マルチポットの大きさに対して、お米の量が多過ぎたことが原因です。
鍋でご飯を炊くときは、お米の量と鍋のサイズが大事なポイントです。
鍋でご飯を炊くときの、お米の分量
我が家は2人暮らしなので、1度に炊くご飯の量は1.5合です。
冷蔵庫がないので、1度の食事で食べ切ることを想定しています。
お米は1合が約155gで、炊きあがりは水分を吸っておおよそ2倍に膨らみます。
1.5合(232g)のお米で、465gのご飯が炊き上がる計算です。
お茶碗の大きさによりますが、ご飯1膳はだいたい120gくらいなので、1.5合のお米でお茶碗4膳弱のご飯が炊き上がるイメージです。
我が家は夫がご飯をもりもり食べるので1.5合炊いていますが、1人分だけ炊きたいときや少食の人は、下の表を目安に炊く量を調節してください。
※炊きあがりのご飯の量は、お茶碗1膳120gで計算しています。
- お米1合/155g → ごはん310g/お茶碗2.5膳
- お米2合/310g → ごはん620g/お茶碗5膳
- お米3合/465g → ごはん930g/お茶碗8膳
- お米4合/620g → ごはん1240g/お茶碗10膳
- お米5合/775g → ごはん1550g/お茶碗13膳
鍋でご飯を炊くときの、水の分量
鍋でご飯を炊くときの、お米と水の割合は、お米に対して水1.2倍がおすすめです。
やわらかいご飯が好きなら1.5倍など、水の量は好みに合わせて変えてください。
私は歯応えのあるご飯が好きなので、いつもお米に対して水を1.2倍の量で炊いています。
〈例〉 100gのお米に対して、水は120g
計量カップでも計れますが、キッチンスケールを持っている方は、キッチンスケールで測ると正確です。
炊飯器でご飯を炊くときは、炊飯釜にメモリがついているので、その通りに水を計れば問題ありませんが、鍋でご飯を炊くときは、自分自身でお米と水の分量を計る必要があるので、その点は注意が必要です。
また、水の分量を計るときは、洗って浸水する前の乾いた状態のお米に対して計るようにしてください。
浸水した後のお米は水を吸って重さが変わるので、その状態のお米に対して水を計ると、ご飯がやわらかく炊き上がってしまいます。
マルチポットでご飯を炊こう!
では早速、手順にそってマルチポットでご飯を炊きましょう。
今回は、ご飯1.5合を炊きます。
用意するもの↓
- マルチポット(または、同じくらいの大きさの鍋)
- お米 230g
- お水 270g
※1g単位のお米は切り捨てて計算しています。
手順①
お米を洗って、10分浸水させます。
水気をよく切ったお米をマルチポットに入れて、分量の水を加えます。
無洗米の場合は、洗わずに浸水してください。
手順②
マルチポットに蓋をして、強火で一気に沸騰させます。
鍋底から火がはみ出さない程度の強火が目安です。
1、2分で沸騰するので、目を離して吹きこぼれないように注意してください。
手順③
お米がぼこぼこと沸騰したら、火をとろ火にします。
手順④
とろ火にしたら、10分タイマーをかけます。
手順⑤
10分経ったら、蓋をとって中を確認してください。
ごはんにポツポツと小さな穴が空いていたら、美味しく炊けた証拠です。
手順⑥
また蓋をして、10分蒸らせば完成です。
わが家は七分づき米を食べているので、写真のご飯の色が少し黄色味がかっているのはそのためです。
また、分づき米を使用する場合は、浸水時間を白米より長めにするのがおすすめです。
七分づき米であれば、夏場は30分くらい、冬場はもう少し長めの浸水時間を目安にしてください。
まとめ
今回は、初心者でも簡単にできる、マルチポットでご飯を美味しく炊く方法をお伝えしました。
鍋でご飯を炊くと、沸騰まで1〜2分+弱火で10分+蒸らし10分の、計22分でご飯が炊けます。
給水時間を入れても、50分足らずでご飯が炊けます。
この方法を知っていれば、炊飯器が急に壊れたときにも、慌てずに対応できますよ。
今回はマルチポットを使いましたが、どの鍋を使っても、ほぼこの方法でご飯を炊くことができます。
お家にある鍋で、早速試してみてください。
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